商品説明
処方名:甘草湯
読み仮名:かんぞうとう
●緩和作用があり、激しい痛みを緩和する目的で使用されます。
●かぜやぜんそくに伴う激しい咳で咽喉の粘膜が赤くはれて痛むとき、その痛みをとって緩解する効果があります。
●急性咽喉痛の痛みをとって緩解する効果があります。
●胃痙攣(いけいれん)の痛みをとって緩解する効果があります。
●痔核・脱肛で疼痛のはなはだしい場合(温湿布剤として用います)。
●ただし、炎症は軽いか、全くないことを条件とします。痛みは強い場合の方がよく効きます。
●患部との接触時間を長くすることが大切ですので、少しずつ口に含むようにしてゆっくり飲みます。
●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の薬方を基本とした我が国の経験処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。「傷寒論」の中で唯一の「甘草」ただ一味だけの方剤です。
主 治
咽喉痛、胃痙攣(けいれん)の痛み、痔の痛み
【適応症】激しい咳、咽喉痛の緩解、咽の使いすぎ、急性咽喉炎、痙攣性咳嗽、胃痙攣、歯痛、嗄声(しわがれごえ)、口内炎、痔の痛み、陰部痛、排尿痛、尿閉、急性中毒、刺痛
効能・効果
激しい咳、咽喉痛の緩解
成 分
本薬1日量(6.0g)中
日局カンゾウ…8.0g
上記の生薬より抽出した甘草湯エキス粉末1900mgを含有する。
添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局結晶セルロース、日局乳糖、含水二酸化ケイ素を含有する。
使用方法
通常、成人1日6.0gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
使用上の注意事項
【重要な基本的注意】
1. 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
2. 本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
3. 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。
【妊娠・授乳の注意】
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。