ツムラ41補中益気湯エキス顆粒(医療用)189包(63日分)

商品説明

処方名:補中益気湯
読み仮名:ほちゅうえっきとう

  • ツムラ補中益気湯エキス顆粒(医療用)は、漢方薬の中では「補剤」の1つとされ、あまり胃腸が丈夫でなく疲れやすい方で、倦怠感がある方や虚弱体質の方の漢方薬です。
    また、病後で体力が弱っている方に効果があります。
  • 疲れやすくて、手足がだるく、食欲のない方の漢方薬です。
    食べないと体力がもたないが、もうひとつ食欲が出ない人の喘息、腎炎や膀胱炎にもよいです。
  • 風邪がこじれて治らず、長期間のどの痛みがとれない方にもよいです。
    慢性病で、味覚が少しマヒし、食欲にムラがあり疲労、脱力感のある人にも使用します。


  • 補中益気湯は他の補剤とは異なり、地黄のような胃腸に負担を掛ける生薬が配合されていないので、高齢者や胃腸機能が低下した方にも気軽に使用できます。
  • 本剤は、李東垣(りとうえん)著「内外傷弁惑論(ないがいしょうべんわくろん)」金時代収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。
  • 中は脾胃即ち、消化吸収に関する消化管を指し、気は飲食摂取によって得られる精力・活力を意味します。
  • 本方はその薬効より中を補い、気を益するとして『補中益気湯』と名付けられました。
    補中益気湯を服用していると体力が出て元気が回復するので、医薬の中の王者であるということから「医王湯」という別名があります。


主治

脾虚証・中気下陥/甘温除熱の代表方剤/補気昇陽の代表方剤
  • 適応症:低血圧症、慢性胃腸炎、慢性肝炎、胃アトニー、脱肛、産後の子宮復古不全、病後あるいは手術後の回復期、夏やせ、病後の体力増強、結核症、食欲不振、胃下垂、感冒、痔、子宮下垂、陰萎、半身不随、多汗症、結核性疾患および病後の体力増強、胃弱、貧血症、虚弱体質、腺病質、疲労倦怠、病後の衰弱、ねあせ、胸部疾患の体力増強、胃腸機能減退、慢性気管支炎、慢性下痢。


次の症状のいくつかある方は、補中益気湯が良く効く可能性が大きいです。


効能・効果

元気がなく、胃腸のはたらきが衰えて疲れやすいものの次の諸症:
疲労倦怠、食欲不振、虚弱体質、病後の衰弱、ねあせ。

成分

補中益気湯の構成生薬は、体によい下記の10種類です。
滋養強壮作用のある人参と黄耆、水分循環をよくする蒼朮、炎症をひく柴胡、血行をよくして貧血症状を改善する当帰、のどの痛みや痔を治す升麻、胃腸の働きをよくする陳皮や生姜などです。
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有します。

日本薬局方 オウギ(黄耆)…4.0g
日本薬局方 ソウジュツ(蒼朮)…4.0g
日本薬局方 ニンジン(人参)…4.0g
日本薬局方 トウキ(当帰)…3.0g
日本薬局方 サイコ(柴胡)…2.0g
日本薬局方 タイソウ(大棗)…2.0g
日本薬局方 チンピ(陳皮)…2.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.5g
日本薬局方 ショウマ(升麻)…1.0g
日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…0.5g

使用上の注意事項

妊娠・授乳中の方
  • 妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
    習慣性流産の予防には、補中益気湯+当帰芍薬散をよく使用します。


使用方法

食前または食間に服用してください。食間とは、食後2〜3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減します。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。

ツムラ41補中益気湯エキス顆粒(医療用)189包(63日分)

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