商品説明
処方名:柴朴湯
読み仮名:さいぼくとう
喘息の体質改善に!
●何となく不安感がある人に用いられます。イライラしやすく痰があり、息切れする人に用いられます。喘息様気管支炎にも良いです。
●ぜんそくや気管支炎にかかり、のどがぜいぜいして息苦しいのははた目にもつらいものですが、それがたびたび繰り返されると、気分もふさぎがちになるものです。
●クラシエ 柴朴湯 エキス細粒は、発作への不安のつよい方、心配ごとなどがあると発作を起こしやすい方などにおすすめしたい漢方薬です。
●呼吸器の炎症症状に加えて咳嗽、喀痰、呼吸困難あるいは喘鳴などの湿痰の症状を伴うものに用いるとよいです。
●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)、「金匱要略」(きんきようりゃく)(いずれも後漢時代)収載の薬方を基本とした我が国経験処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく細粒剤としたものです。
●小柴胡湯と半夏厚朴湯の合方であり、両方の処方から1文字ずつ取って名付けられました。
●小柴胡湯の証と半夏厚朴湯の証を併せそなえるものです。
●本方は気管支の痙攣(けいれん)による咳嗽に有効ですが、小柴胡湯も半夏厚朴湯も、どちらも気道を乾燥させる作用が強いので、湿痰(喀痰の多いもの)に用いるべきで、気道が乾燥して反射性の「乾咳」を出す例に用いてはいけません。そういう場合は麦門冬湯などを使用します。
主 治
慢性気管支喘息・不安神経症/肝気犯肺
【適応症】気管支ぜんそく、小児ぜんそく、せき、気管支炎、不安神経症、百日咳、神経衰弱、ノイローゼ、喘息発作などによる呼吸困難。
効能・効果
気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、時に動悸、 めまい、嘔気などを伴う次の諸症: 小児ぜんそく、気管支ぜんそく、気管支炎、せき、不安神 経症
成 分
本薬1日量(8.1g)中:
日局タイソウ3.0g、
日局サイコ7.0g、
日局オウゴン3.0g、
日局ブクリョウ4.5g、
日局ケイヒ3.0g、
日局チョレイ4.5g、
日局カンゾウ2.0g、
日局ショウキョウ1.0g、
日局ニンジン3.0g、
日局ハンゲ5.0g、
日局タクシャ6.0g、
日局ビャクジュツ4.5g
上記の混合生薬より抽出した柴苓湯エキス粉末7000mgを含有する。
添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局軽質無水ケイ酸、日局結晶セルロース、日局乳糖、含水二酸化ケイ素を含有する。
使用方法
通常、成人1日8.1gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
使用上の注意事項
【慎重投与】(次の患者には慎重に投与すること)
著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
【重要な基本的注意】
1. 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
2. 本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
3. 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。
【妊娠・授乳の注意】
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。