クラシエEK-13 - 三黄瀉心湯 エキス細粒

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商品説明

処方名:三黄瀉心湯

読み仮名:さんおうしゃしんとう



●クラシエ 三黄瀉心湯 エキス細粒は、漢方治療の著名な古典である「金匱要略」(きんきようりゃく)を出典としており、古来より体力のある方の高血圧に伴うのぼせ・肩こり・頭重や便秘等に賞用されています。

●本剤は特に上半身に充血が著明で、のぼせ・紅潮があり、みぞおちがつかえ、不快感強く、神経症状も強く気分がいらいらして落付かず、便秘し、出血の傾向のある患者の症状を緩解させる目的で繁用され効果を発揮します。

●また、切創やその他の出血で驚き、不安のある時、動脈硬化症・血圧亢進の診断をくだされて絶えず不安な気分に襲われ不眠に陥った方に用いて効果を発揮するほか、頭重・耳鳴りや血の道症、常習便秘、痔出血、鼻出血に広く応用されます。

×尚、本剤は体力の低下している時、下痢のある時には使用しないでください。



●本剤は、漢方の古典「金匿要略」(きんきようりゃく)(後漢時代)収載の薬方を基本としたわが国の経験処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。

●本処方の心とは、心下(みぞおち部分)の痞(つかえ)を意味し、瀉とは「うつす」ということで、見方をかえれば「除く」という意味になります。黄ごん、黄連、大黄、の3種の生薬からなり、心の中に詰まったものを除くというその薬効より名付けられました。


主 治



胃・心の実熱証(便秘傾向・いらいら感)/瀉火方剤の元祖

【適応症】高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳鳴り、頭重、不眠、不安)、鼻血、痔出血、便秘、更年期障害、血の道症、動脈硬化症、脳溢血、精神不安、肩こり、常習便秘、胃潰瘍、神経症、眼底出血、子宮出血、代償性月経、酒さ鼻(赤はな)、結膜炎、紅彩炎、胃炎、皮膚病、てんかん、やけど(火傷)。




効能・効果



比較的体力があり、のぼせ気味で、顔面紅潮し、精神不 安で、便秘の傾向のあるものの次の諸症: 高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重、不 眠、不安)、鼻血、痔出血、便秘、更年期障害、血の道症


成 分



本薬1日量(6.0g)中

日局ダイオウ…2.0g

日局オウゴン…1.0g

日局オウレン…1.0g

上記の混合生薬より抽出した三黄瀉心湯エキス粉末700mgを含有する。

添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局結晶セルロース、日局乳糖、含水二酸化ケイ素を含有する。


使用方法



通常、成人1日6.0gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。


使用上の注意事項



【慎重投与】(次の患者には慎重に投与すること)

1. 下痢、軟便のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]

2. 著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、腹痛、下痢等があらわれることがある。]

3. 著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]



【重要な基本的注意】

1. 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。

2. 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。ダイオウを含む製剤との併用には、特に注意すること。

3. ダイオウの瀉下作用には個人差が認められるので、用法・用量に注意すること。 



【妊娠・授乳の注意】

●妊娠中毒症の高血圧の場合によく使用します。

●大黄の子宮収縮作用などにより、流早産の危険性があります。

●授乳中は、乳児が下痢(泄瀉)をする場合がありますので、使用には注意が必要です。

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