商品説明
処方名:桂枝加葛根湯
読み仮名:けいしかかっこんとう
●比較的体力の低下した方で、悪寒、頭痛、発熱があり、自然に発汗して、肩こりがある場合に用います。
●葛根湯を使用したいが、自然発汗があって使えないような時にもちいます。
●傷寒論においては、「太陽病、項背(こうはい)強ばること几几(しゅくしゅく)、反(かえ)て汗出で悪風する者、桂枝加葛根湯之を主(つかさど)る」と記載されています。
●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の薬方を基本とした我が国の経験処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく細粒剤としたものです。
主 治
身体虚弱な方の風邪の初期で肩こりや頭痛のある場合
【適応症】感冒、インフルエンザ、神経痛、身体虚弱な方の風邪の初期で肩こりや頭痛がある
効能・効果
身体虚弱なものの風邪の初期で、肩こりや頭痛のあるもの
成 分
本剤6.0g中
ケイシ…4.0g
日局シャクヤク…4.0g
日局タイソウ…4.0g
生ショウキョウ…4.0g
日局カンゾウ…2.0g
日局カッコン…6.0g
上記の混合生薬より抽出した桂枝加葛根湯の水製エキス4.0gを含有する。
本剤は、桂枝加葛根湯の水製エキスに賦形剤(トウモロコシデンプン)を加えて製したものである。
使用方法
通常、大人1日3回、1回2.0g(1包)を空腹時経口投与 年齢症状により適宜増減する。
使用上の注意事項
重要な基本的注意
1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
2.本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
3.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。
【妊娠・授乳の注意】
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。