ツムラ28越婢加朮湯エキス顆粒(医療用)42包(2週間分)

商品説明

処方名:越婢加朮湯
読み仮名:えっぴかじゅつとう

●ツムラ越婢加朮湯エキス顆粒(医療用)は、比較的体力があり、皮膚に張りのある人で、浮腫、口渇、尿利減少などをともなう場合に用います。
●腎炎、ネフローゼ、脚気、関節リウマチ、急性結膜炎、フリクテン性結膜炎、皮膚病疾患、多汗症などに応用されます。
●風水に対する代表的方剤で、浮腫と尿不利のある例によく用いられます。
●本方を使いたい証の方は、顔色の良い熱証で、ひどい虚証でない方です。さらに湿証の方用です。

●本剤は、漢方の古典「金匱要略」(きんきようりゃく)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られたエキスを飲みやすく顆粒剤としたものです。
●本方は越婢湯に朮を加味した処方で、処方名はこれに由来します。越婢湯の名称については張 仲景がこの処方を越国より得たので、越婢湯と名付けられたという説と、脾気(消化の働き)を発越する(発散させる)ので越婢湯と名付けられたという説があります(脾が婢となったのは誤字と考えられています)。

【主治】
表熱実証で関節の腫脹・疼痛・熱感などを呈する病態/風熱叉は風湿熱による関節・筋肉の痛み腫れ

●適応症:腎炎、ネフローゼ、脚気、関節リウマチ、急性結膜炎、夜尿症、関節水腫、湿疹、変形性関節症、フリクテン性結膜炎、翼状片、痛風、紅皮症、下腿静脈瘤、ポリープ、ケロイド、黄疸、陰嚢水腫

次の症状のいくつかある方は、越婢加朮湯が良く効く可能性が大きいです。


【効能・効果】
浮腫、尿利減少などがあるものの次の諸症:
腎炎、ネフローゼなどの初期の浮腫、脚気の浮腫、変形性膝関節症、関節リウマチ、急性結膜炎、フリクチン性結膜炎、翼状片、湿疹。

【成分】
越婢加朮湯の構成生薬は下記の6種類です。
薬理的に重要な役割をする麻黄には、交感神経刺激薬のエアェドリン類が含まれます。漢方薬理的には、病因を追い出す発散性の生薬です。そのほか、石膏は熱をとり体を冷やす働きを、蒼朮は余分な水分を取り除く働きをします。

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス3.25gを含有します。

日本薬局方 セッコウ(石膏)…8.0g
日本薬局方 マオウ(麻黄)…6.0g
日本薬局方 ソウジュツ(蒼朮)…4.0g
日本薬局方 タイソウ(大棗)…3.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…2.0g
日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.0g

ツムラ28越婢加朮湯エキス顆粒(医療用)42包(2週間分)

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