【商品説明】
処方名:調胃承気湯
読み仮名:ちょういじょうきとう
1.比較的体力ある方の便秘に使用します。
2.過食による急性胃炎(便秘を伴うもの)に使用します。
×顔色の悪い、腹部の軟弱無力のの方は禁忌(きんき)(服用を避ける)です。
●多くは頓服的に使用します。
●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。
●本方は3種類の生薬から成り、便秘、腹痛、腹部の膨満感を訴えるものに用いられます。調胃承気とは胃腸の状態を調え、気をめぐらせる(機能を発揮させる)という意味で、処方名はこの薬効より名付けられました。
●便をやわらかくし、便通をつけます。体力が中くらいの方で、便が硬く出にくい時に適します。
【主治】
大腸熱結(乾燥便秘)/胃腸の実熱証
●適応症:便秘、小児の食あたり、むし歯の痛み、歯痛、歯齦痛、咽喉腫痛、しゃっくり
次の症状のいくつかある方は、調胃承気湯が良く効く可能性が大きいです。
【効能・効果】
便秘
【成分】
調胃承気湯は下記の3種類からなります。承気湯類に特徴的な大黄と芒硝、それに甘草を加えた処方です。大黄は中国原産の薬用植物で、アントラキノン系の大腸刺激性の下剤成分を含んでいます。芒硝は天然の塩類下剤といえ、便を軟化させ排便しやすくします。もう一つの甘草には緩和作用があり、便秘にともなう腹痛や排便時の痛みをやわらげます。
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有する。
日本薬局方 ダイオウ(大黄)…2.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.0g
無水ボウショウ(無水芒硝)…0.5g