ツムラ38当帰四逆加呉茱萸生姜湯エキス顆粒(医療用)42包(2週間分)

商品説明

処方名:当帰四逆加呉茱萸生姜湯
読み仮名:とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう

●血行をよくして、身体を暖める作用があります。また、冷えによる痛みを和らげます。
●足が細い、太れない、冷え症ですが、昔からの体質であるため、本人は手足の冷えをあまり自覚していません。本剤は、冷える季節にはシモヤケができたり、ひきつるような下腹部痛を訴える人に適しています。
●ツムラ当帰四逆加呉茱萸生姜湯エキス顆粒(医療用)は、しもやけを初め、冷えから来る頭痛、腰痛、下腹の痛みなどに用いられます。手足の先やお腹、腰など身体が冷えるという方は我が国では多いのですが、現代医学では必ずしも病気として扱われません。手や下半身から冷えがちな職場や家事の環境、冷房、衣服など原因も色々ですが、いずれにしても毎年しもやけに悩まされたり、持病のような頭痛などの原因ともなる冷えを軽くみることはできません。冷え症は漢方の得意とする分野とされますが、当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、身体の内からこれらの症状を改善するお薬です。

●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。
●本方は当帰・桂皮・芍薬・木通・大棗・細辛・甘草から成る当帰四逆湯に呉茱萸・生姜を加味した処方です。
四逆とは四肢の末端から逆に肘膝以上まで厥冷(冷え)を呈することを言います。
●手足の厥寒を目標に用いられますから冷え症や凍創に用いられるだけでなく、古人が「疝(せん)」と呼んだ病気に著効があります。
●血虚で四肢及び裏の寒が著しいものに用います。
●全体として、血虚がある者が寒冷により末梢循環特に四肢に動脉性の血行障害を起こし、それが腹腔内の血管にまで影響を及ぼして、四肢の厥冷と腹痛、嘔吐などを起こして来た者に用いる方剤です。

【主治】
寒滞肝脈(寒邪により経脈をながれる気血が停滞すること)/血寒証(四肢冷え・片頭痛)
●適応症:レイノー病、凍瘡(しもやけ)、慢性関節リウマチ、慢性関節炎、腰痛症、頭痛、下腹部痛、慢性頭痛、坐骨神経痛、婦人下腹痛、肋間神経痛、脱疽、慢性虫垂炎、冷えによる不妊症、しもやけの予防

次の症状のいくつかある方は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯が良く効く可能性が大きいです。


【効能・効果】
手足の冷えを感じ、下肢が冷えると下肢又は下腹部が痛くなり易いものの次の諸症:
しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛

【成分】
当帰四逆加呉茱萸生姜湯の構成生薬は、下記の9種類です。当帰には、血行をよくして、体をあたためる作用があります。桂皮と芍薬は痛みをとる代表的な生薬です。そのほか、体をあたため痛みを緩和する細辛や呉茱萸・生姜、水分循環をよくする木通などが配合されます。
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有します。

日本薬局方 タイソウ(大棗)5.0g
日本薬局方 ケイヒ(桂皮)3.0g
日本薬局方 シャクヤク(芍薬)3.0g
日本薬局方 トウキ(当帰)3.0g
日本薬局方 モクツウ(木通)3.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)2.0g
日本薬局方 ゴシュユ(呉茱萸)2.0g
日本薬局方 サイシン(細辛)2.0g
日本薬局方 ショウキョウ(生姜)1.0g

ツムラ38当帰四逆加呉茱萸生姜湯エキス顆粒(医療用)42包(2週間分)

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